犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「どうした?」



囁くように小さく、玉城さんは言葉を発した。



その声にも、なんだか耳が痺れるような感覚を覚える。



「あ、いや…」



なに…?



体が火照った感じ。



なんなの…?



「あ、ちょっと、なにコソコソしてんのさ!」



さっきまで言い合ってたシバくんが、こっちを振り向き、私を抱き寄せる。



何故かホッとした自分。