「あれ、なんか幼い顔してると思ったら…」 見上げた私を、上条さんがまじまじと見つめてくる。 「あ、すっぴん…!」 なんのことかと一瞬考えたけど、すぐに分かった。 ハッとして手で顔を覆う。 「大丈夫だいじょーぶ、可愛い可愛い」 ハハハ、と笑いながら、上条さんは洗面所へ向かった。 すごくお兄ちゃんって感じの人。 この人の言葉は、安心する。