犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「リリは強い人にも立ち向かうもん」



「なに言ってんのよ。強い人に立ち向かったことなんてないわ」



ジワジワと、額に汗がにじむ。



湯気が、目の前に現れては消えていった。



「だっていつも、お嬢様に立ち向かって…」



「あら、あの人たちが強いだなんて、誰が決めたの?」



キョトンとした顔でリリが言うから、え?と目を丸くするしかない。



「明らかな力の差なんてない。…美羽は、相手が自分より強いと錯覚してるだけよ」



「錯覚…?」



「私たち、同じ女でしょ」