犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

上条さんは悪くない。



「美羽ちゃん…」



「早くバスに戻らなきゃ!置いていかれちゃう」



シバくんが小さく私を呼ぶから、耐えきれなくなって笑い飛ばした。



「競争しよ!みんなで!」



そう言って私は、1人で走り出す。



「あ、ちょ、美羽ちゃんまってよ〜」



赤く染まりかけた太陽が、私たちの背中を照らした。



_____________



「言われちゃったよ」



バスにしばらく揺られてから、上条さんは唐突に口を開いた。