犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「泣かないで美羽ちゃん」



優しい声が、いつもの声が、耳元で聞こえて、我慢していたものが崩れて。



「ううぅえぇ…シバくんんん」



「ちょ、泣き方…」



子供のようだと、バカにされるかもしれない。



こんなに声をあげて泣いたのは、いつぶりだろう。



でもいっか。



今は、海の音が掻き消してくれる。



「上条はどこ行った?」



と、立ち上がった玉城さんが、少し低い声で問うた。