「何で当てられるの?オレ全然わかんない」 くんくん、と必死に匂いを嗅いでいる姿は、本当に犬みたい。 「シバくんには一生分かんないよ〜」 からかって言えば、 「はぁ???」 シバくんは予想通りの反応をくれる。 キャッキャと騒ぐ私とシバくん。 玉城さんが呆れたように笑い、リビングで用意を始めた。 「あ、手伝います!」 シバくんとふざけ合うのもほどほどに、玉城さんの立つキッチンへ急ぐ。