犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

シバくんの速さに転びそうになりながら、やっと家の前まで。



敷地内に入ってから家までが遠すぎるんだよ…



「ハァハァ…はやすぎ…ハァ」



「ほら!うちの匂いだ!」



「そんな…ハァ…あんな距離で分かるはずが…」



くん、と匂いを嗅ぐと、たしかに家からいい匂いがしている。



だけどシバくんがいい匂いだと走り出したのは、匂いなんて漂ってくるはずのない距離。



「うそでしょ…」



「オレ鼻いいからね〜」



「いいとかのレベルじゃなくない?」