犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「ね、美羽。お嬢様たちが強化合宿を目的に入学する理由、分かったでしょう?」



「うん。私が残りの1割でいいや」



予想もしてなかったイベントに、頭がついていかない。



それに、男女2名で宿泊するというのなら、私のペアは決まってるようなもんだ。



理事長がどんな手を使っても、ペアはシバくんか玉城さんにするはず。



どんな手を使っても、なんて難しい話しでもないかもしれない。



「美羽に限って、退学なんてあり得ないわね」



「ちょっと。それ褒め言葉だよね?」



「もちろん」



リリはふふっと笑って、私の肩をポンと叩いた。