玉城さんは軽々しくスキンシップしない人だ。



「今日のタマ、なんかおかしい」



「おかしいって何だよ」



口には出さないけど、私も実はそう思ってる。



なんだろう。



近寄りがたさが前よりない。



壁が薄い感じがする。



「分かった…!タマも美羽ちゃん狙いだな!?」



ガタガタッとテーブルを揺らしながらシバくんが立ち上がった。