ムッとぶすくれる私。



まあ、いつものこと。



「本当に美味しいって」



と、玉城さんが私の頬を軽くつねった。



「!?」



私とシバくんが同じ表情を玉城さんに向ける。



「な、何してんのタマ…」



シバくんが呟いた。



「?何ってなに」



そんなシバくんに、玉城さんは怪訝な顔を向ける。



驚くのも無理はない。