犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

玉城さんも、いつものことだと、特に気にする様子はない。



淹れたお茶に、茶柱がプカプカと浮かんだ。



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「寝てるんですか…」



「一緒に行くって言ったのシバなんだけどね」



午後、近くのスーパーに買い物にいくことを告げると、シバくんが「一緒に行く」と言い出した。



玉城さんも誘うと、シバくんは面白くなさそうにしながらも了承。



夕方になり、出発しようと用意を済ませている私に、玉城さんは呆れた表情で言った。



寝てる、と。