ずっと、君が

そのうち、車内が無言になった。





4ヵ月ぶりに逢えたのに
だいは漫画を読み始めた。







あたしは、寂しかった。







だからあたしは、寝たふりをした。






そしたらだいは
あたしの座席を倒して
頭を優しく撫でてくれた。








・・・突き放したくせに優しいだいが
あたしはやっぱり好きだった。