この恋が罪だとしても




「だから、一緒に生きていくって決めた時点で、俺の罪でもあんだよ……。お前の罪も苦しみも傷も俺に背負わせてくれ」


「泉くん……」


それが、どれほど嬉しいことか、泉くんわかってるかな?

私が、何より欲しかった言葉だ。



「梓は、俺の罪……お前や北園、白石を傷つけた罪も含めて、俺を好きになってくれるか?」


今度は、泉くんの瞳が不安に揺れる。

それに、安心させる様に笑顔を返した。



「そんなの……当たり前だよ。私の罪も泉くんの罪も、2人のものだから……」


そう、泉くんが教えてくれた。

きみと私、これから幸せになる未来を信じて生きていきたいから。

きみ以外なんて考えられないこと、身をもって知ってる。

だから私は……この恋が罪だとしても、諦めたりしない。