この恋が罪だとしても



――ガラガラガラッ!!


「梓!!」

すると、部屋に誰かが入ってきた。

この声は……八雲?


「梓、梓は無事なのか!?」

「八雲くん……今は眠ってるけど、保健室の先生は大丈夫だって」

「……アンタら、梓に何しやがった。階段から落としたんじゃないよね?」


明らかに八雲の声が怒ってる。

その言葉は、2人を責めていた。


「ごめん、私のことを庇おうとして、雨音さんが……」

「あの時も、同じだったでしょ。その時は、事故だったのにアンタらが梓を犯罪者にした」

「っ……本当に、ごめんなさい……」


八雲、北園さん……。

私のせいで、本当にごめんなさい。

今この状況を作ってるのは、私の存在だ。