「きっと、気持ちが沈んでるから……」
「雨音さん、こんな所で何サボってんのよ」
すると、突然声が聞こえて、私は俯きかけた顔を上げる。
そこには、数名の女子がズラズラと並んでいた。
「雨音さんさぁ、最近どうして八雲くんと一緒にいるわけ?」
「すごく、目障りなんだよねぇ〜」
これは……なんとなく、やばい気がする。
とっさに立ち上がると、どんどん倉庫の奥に押しやられて、背中が壁にぶつかった。
「雪乃の記憶奪っといて、泉くんにも色目使ってるし」
「お前、調子乗りすぎなんだよ!!」
――ガンッ!!
「いっ………痛っ……」
勢いよく、体を突き飛ばされた。
地面に転がる瞬間、手をつこうとして変な風に着いてしまう。


