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放課後、バイトがある八雲は先に帰り、私は1人で家までの道のりを歩いていた。
「そうだ、コンビニ寄っていこう」
私の家の帰り道の途中にあるコンビニには、大好物のイチゴミルクキャンディーが売ってる。
私はそれが切れる前に必ず買う。
それくらい、大好きなキャンディーなのだ。
――カランカランッ。
コンビニの開閉音とともに店内に入ると、私は迷わず雨やガムのあるコーナーへと向かった。
「イチゴミルクキャンディーは……あった」
少しだけうきうきしながらそのキャンディーを手に取って、 レジへと並ぶ。
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