それから 毎日。


会いに行った。


だから、Bくんも待ってくれる。


ある日。


「俺さ、 恋 したことないんだ。」


B くん が いつか 私 に 聞いた


恋 の 事だった。


「昔ね、ここの木の下でね、あなたに会ったわ。

その時、あなた、こう言ったの。」


Bくんは首を傾げ


「なんだい。?」



「恋 って 知ってる、?

って聞いたのよ。」


Bくんは 笑うと


「あぁ。覚えているよ。

やっぱり、君だったんだね。」


覚えてくれていた。

私はそれだけが嬉しかった。