I DON’T LIKE YOU~教師なんて信じない!~

「いったっっ」

力が入っていたのだろうか、先生は私に伸ばした右手を左手を押さえる。

「・・・泣いてる??」

「ちがっっ」

先生の声が頭の上から聞こえる。

いつもとは違う、ホントの優しさに溢れている声。

「違うってどこが?お前泣いてるけど??」

「泣いてなんか!!」

顔を上げた瞬間先生と目が合う。
でも、その瞬間視界がぼやけていく。
その時やっと分かった。
あぁ私今泣いてる。


「つっっっ」
「ほら・・・な??泣いてる。」

「ぐすっっ。すいっっません」

あやまるこねぇよ。
そう先生は言う。
確かに私は今泣いてるでも気になることが一つ。

「せんせぇ・・・」

「ん??」

「何っで敬語じゃないんですか??」

そぉ、私が思ったのはそこ。
いつもの先生は敬語キャラで、
『先生カッコイイ~!!』とか言われても『ありがとうございます』って感じなのに、今は全然違う。

「もう泣きやんだのかよはえぇ~」

どっちかって言われれば、俗に言う俺様系??トレードマークの眼鏡も外してるし・・・。

「そんなことは良いですから!!何で敬語じゃ・・・??」