『気持ち悪い!!』

   ばんっっっっ

一瞬で私は保健室のトイレへとはいる。

「つぅっっっ」

胃の中には何も入っていないのに何かを出そうとする。
 

きっと外では、神谷先生が唖然としているだろう。
 

「まだ直んないか~。あたしの体は・・・。」

ふぅ、と一息つくと。

がちゃ

私はトイレからでる。


「大丈夫ですか??」

神谷先生が心配そうに近寄ってくる。

先生が手を伸ばした瞬間、

「イヤ!!」

と、手を叩き下ろしてしまった。