そう言うと先生は私に一歩近付く。
反射的に私は一歩後ずさる。

「なっんですか?!」

「別に??理由はない」

「じゃぁ近付かないでくださいよ!」

「うるせぇ、ってなんか言わせるんだ??」

そう言ってまた一歩近付く。
私もまた一歩後ずさろうとした。

カツン


何かに当たった。
ふと後ろを見る。

「!!??」

いつの間にか壁がある??!!


「俺、ふさぐつったよな?」

「あっっヤダ!!」