I DON’T LIKE YOU~教師なんて信じない!~

「お前さぁ・・・そんなに俺のこと気になんの??」

先生は整った唇の片端をニッと持ち上げてそう言う。
その表情はいつものウソで固まった笑いじゃない、優しさに溢れた笑顔。

「そんなわけないじゃないですか!!」

「そうだよなぁ~。成績優秀、校内一の美女の雨宮さんだもんなぁ~」

おもしろがってる。ぜぇたいおもしろがってる。

「何が言いたいんですか??」

「別に?」

そうですか。
私はそういって、傍にあった鞄を手に取り保健室のベッドからでる。

「帰ります。もう遅いデスし」

「ッちょっと待って。お前さ、俺があの喋り方してる理由知りたくないの??」

ベッドから一歩でると、すぐ隣には、先生がいた。

「別に、もう良いです。」

先生から離れるように私一歩横に動く。
先生は逃がさないとでも言うように私にまた一歩近づく。

「ッちょっと先生、私に近寄らないでください!!」

保健室に響く私の声は必死だった。

「何で??」