ここから夏美の家までそう遠くはないから30分もたたないうちにくるだろう。
荷物の整理をしながら、お会計のため定員さんを呼ぶ。

「お会計お願いします。」

「あっ。はい。7650円です。」

夏美があんなに飲んでも、これぐらいの値段すむから、私たちはここの常連だ。
1万円札を出してお釣りをもらう。
そんなことをしてるうちに優也が迎えに来た。

「久しぶりだな。朱莉、お前も乗っていくだろ?」

「もちろん。あたりまえじゃん。」

「あいかわらず、ずうずうしいな。おまえ。」
と優也はあきれ顔で言う。

「優也の愚痴を永遠と聞かされた私の身にもなって。」

夏美に早くプロポーズしろという意味を込めて睨めつける。

夏美と優也の関係だから口には出さない。
ただ、夏美と優也が本当に結婚しちゃったら、それもそれで寂しいのかもしれないと思う。