お昼休み。
私はいつも彩美ちゃんとお弁当を食べていた。
「烏山大悟ー…彩美のイケメンセンサー反応しまくり!」
彩美ちゃんは、自分の席で一人でパンを食べている烏山君の方をジッと見ながらそう言った。
「彩美ちゃん…あんまり他の男の子の事イケメンイケメン言うと、彼氏さんに悪いよ」
「彼氏よりイケメンなんだから仕方ないじゃん」
「仕方なくないでしょ!」
「小鳥はさ、家に帰れば治樹君いるしイケメンに飢えてないかもしれないけどさ…で?小鳥さん、どっちにするのかなぁ?」
「どっち?」
「またとぼけてー!タカヤンと烏山君に決まってるじゃん!タカヤンとは秒読みだと思ってたけど、ここで烏山君も現れて…しかも、二人だけで学校案内なんて烏山君と仲良くなれるチャンス!どうするタカヤン!」
ちなみに、彩美ちゃんは鷹哉の事を‟タカヤン”と呼んでる。
「もう…鷹哉とも何でもないし、烏山君も学校案内するだけだってば…そうだ!聞いてよ!さっき鷹哉にムカつく事されたんだよ!」
私は彩美ちゃんに鷹哉の愚痴を話した。
鷹哉の事を愚痴り出すと止まらない。
「ウーン、だから!愛情表現だって…あ、噂をすればなんとやらですね」
「む…」
教室に戻ってきた鷹哉は真っ直ぐこっちに向かって来ている。
また私の事からかいに来た…



