黒い怪物くん





鷹哉が私の方へと一歩近づいて来る。



「…た…鷹哉!あの…もう遅いから…明日学校だよ?帰った方が……」

「黙れよ…」

「ヒャッ……」


押し倒されると、鷹哉は私の上に覆い被さってきた。



いつもの鷹哉じゃなくて…



違う人に見えて…



怖い…



「鷹哉ぁ……やめよ?こんな事する鷹哉…変だよ…」

「……変にさせたのは小鳥だろ」


鷹哉に手を押さえつけられて、唇を奪われる。



そして、パジャマを乱暴に捲り上げられて胸を強く掴まれる。



「やッ…お願い……ふえぇッ…鷹哉ぁ…止めて…」

「…………泣くなよ」


すると、鷹哉の乱暴な触り方が変わった。


急に優しい手つきになり、胸元に鷹哉の唇が吸い付く。



「……鷹哉ぁ…や…だぁ…ふえぇッ…」

「………チッ………俺は…小鳥に…こんな事したいんじゃねぇんだよ………」


鷹哉の目には涙が浮かんでいて…。




「…た…鷹哉?」

「…」




鷹哉は拳をベッドに叩きつけて、私の部屋から出て行った。