私は大ちゃんの上に倒れ込んでしまって、大ちゃんとキスをしてしまった。



「っ!?」

「……小鳥…ごめん……」

「ううんっ!私の方こそ……ごめ……」



私はパッと大ちゃんから離れて、唇を手で押さえた。



突然の事で驚き過ぎて、何も言えない……。



大ちゃんも茫然としていて、二人で黙り込んでしまった。



二人とも黙っていた時間は1分くらいだったと思うけれど、その時間はすごく長く感じた。