学校に着いて、私は真っ直ぐ昨日鍵を掛けていない窓からよじ登って部室に入ると、クーちゃんを抱き締めて泣いた。
こんな事で泣いちゃったり怒ったりするから鷹哉が面白がってからかうんだよね…
クーちゃんの匂い…落ち着くなぁ…小さい子がぬいぐるみ離さない理由がすごくわかる。
「…小鳥」
「ふあ……あ…ふうぅ…」
窓の外から大ちゃんが話し掛けてきた。
こんなに泣いてて…髪もグシャグシャでさっきよりもブサイクな顔になってるのに…
私はクーちゃんで顔を隠した。
「よじ登って入ったの?…また窓から出るの大変だろ…ちょっと待ってて。部室の鍵もらってくるから」
戻ってくるまでに泣きやまなくちゃ…
すると、思ったより早く戻ってきて、部室の扉が開いて大ちゃんが入ってきた。



