黒い怪物くん




窓の外側の同じ目線に烏山君がいる…


ここ一階じゃん………私…馬鹿過ぎる…。


そんな事すら忘れてたなんて…


「窓枠…乗れる?」

「あ……うん……」


窓枠に頑張って乗る。


「…少し高いから…俺に掴まって」

「あの………うん」


私から烏山君に掴まるなんて…少し手が震える…。

思い切って掴まると、フワッと私の身体を支えてくれてゆっくり地面に降ろしてくれた。


ふぅ……烏山君に掴まっても大丈夫だった…


「…もう遅いから早く帰ろう?」

「うん…」


そういえば家、同じ方面だったなぁ…烏山君のお家は木々の生い茂ったお家…。