黒い怪物くん




私はせっかく入ってくれると言ってる烏山君に対してすごく悪いけど、嫌になるくらいコキ使っちゃおう。



「そしたら!早速だけど!ここでこのビーズの色分けと種類別に分けてくれる?」

「わかった…」


色んな種類や色がゴチャゴチャになったビーズを分ける作業を私の席から離れた場所でやらせる事にした。


普段はそんな作業しないけど…


やっぱり二人きりだとなんとなく雰囲気が怖いな…お昼の学校案内鷹哉がいて良かったかも…。



私は自分の席で作りかけのくーちゃん用の洋服を作り始めた。
くーちゃんとは私の隣の席に座っているクマのぬいぐるみの事。


このぬいぐるみは、3年前に他界してしまったお父さんから5歳の誕生日の時にプレゼントでもらったぬいぐるみで、今でも大事にしている。


くーちゃんの洋服作りも手芸なので部活の一環としてやってはいるけど、1着作り終えては違う物を作成すると決めている。


多分ちゃんと決めないと、こればっかり作ってしまうから…。