「ただいまー、汐莉来てるの?」


優人が帰ってきた。


「おかえり、汐莉ちゃんもう来てるわよ。一緒にカレー作ったの。着替えて、手洗ったら食べるわよ」


その間にご飯をよそって、カレーを盛り付けて机に並べて、スプーンも置いた。


優人はすぐ来て一緒に食べ始めた。


真美さんは優人の


「美味いじゃん」


「でしょー!汐莉ちゃん料理の腕前抜群だもんね。こんな子が優人のお嫁さんになったらいいのに」


そんなことを言われるとなんか恥ずかしくなる。


「もう、優人変な女の子連れてこないでよ?出来れば汐莉ちゃんみたいな子がいいんだけど...」


うううう、恥ずかしすぎる。


もしかして真美さんは私と付き合ってることは知らないのかな。


私のお母さんも知らないけど。