(想像以上に楽しみだ...明日から1泊2日の京都に旅行...しかも米田さんの運転する車で
どんな服で行けばいいのかな...パジャマは...パジャマ...?パ...)
私はここで重大なことに気づいた。
よ、夜...一緒に寝るということだ。
よく家族と旅行はするが恋人との旅行はまた何か違う。しかも夜...
(これは想像以上に...)
いろんな意味で凄い。

そんな事を考えると夜も寝れなかった。

次の日私は愛菜にその事を話した。

「まじ!?京都か~それはそれは楽しみだねぇ」
愛菜の顔がニヤついている。

「変な事はありませんから。」
私はそう宣言した。

「まぁ、それは無いとして手を繋ぐのとキスくらいは...」

「そ、そんな事はどうでもいいの!それより協力して欲しいの!私のお母さんに愛菜の家に泊まるって言ってあるからそういう事にしてて欲しいの!お願い!」

「おっけ~そんな事の協力ならじゃんじゃんするよ。だから気にせず楽しんできな!」
そう言う愛菜の顔はかっこよかった。


そして
明日から1泊2日の旅行が始まる。