女総長は変装中


やっと綺蝶の倉庫に着いた。

相変わらずでかい倉庫だ。




家からも学校からも遠いからちょっと不便。

でも知り合いにバレることはないから楽。



ガラッ

私はドアを思いっきりあける。


すると

「総長!お久しぶりです!」

ってみんな挨拶してくれる。


『久しぶり、みんなは上にいる?』

「はい!」

『ありがと』


倉庫の2階は幹部室だ。


私は2階に上がって声をかける。


『久しぶり...だね?』

「美希!久しぶり〜」

「おう、」

「美希やん!めっちゃ久しぶりやなぁ!」


久しぶりに3人に会えた。


『なかなか来れなくてごめんね』



「気にしないで!何も無かったし!」

『そっか、ありがとう』

「うん!!」


すっごくにこにこしてる詩織。

女の私から見ても可愛い。



「それより、黒龍とは大丈夫か?」

『うん、何も無いよ』

「そうか」


あ、そうだ。


『今日1人話しかけられた』

「...ばれたのか?」


『たぶん大丈夫。』



学校では変装してるしね。


ボソッ「......黒龍になら別に...」


『なんて?なんか言った?』


「...いや何も」

堅治は声が小さいから聞こえにくい。



「美希ってほんとに変装してるの?」


詩織達は変装姿知らないんだっけ。



『うん、またいつか見せてあげる』


「やった!」

『変装したら誰だかわかんないよ』

「ほんとに?」


クスクス笑う詩織、信じてないなこの子。