女総長は変装中


教室に戻った私は、次の授業の準備をする。




昼休みの眠気がまだ残ってたみたいだけど、

ちゃんと授業を受ける。


高校の授業なんてもう分かってるんだけど、

一応きいとかなくちゃ、ね?



普段まじめにしてる為、

先生から目をつけられている事は無いはず。


まあそんな事あったら純くんに言うけど。









最後の授業が終わり、

わたしは急いで帰る用意をする。



今日は綺蝶の倉庫に行かなくてはいけない。

最近行ってなかったし、

みんな元気にしてるかなぁ。





「ねぇねぇ、園川さ〜ん」

『......あ、はい』


えっと、山口凛だっけ。黒龍の幹部だ。

いきなり話しかけてきたからびっくりした。


「んーとね、僕達園川さんと話したいんだけど、時間あるかなぁ?」


なんて、上目遣いで聞いてくる。



ああ、女子よりも可愛い男子なんて初めて見た。


でも、はっきりいって関わりたくない。


『ごめんなさい、今日は予定があって』


嘘はついてない...よね?



「そっかぁ、じゃあまた今度話そうね!」


あからさまに残念そうにする彼。

心の中で謝っておく。




って、こんなことしてる場合じゃない!


私は慌てて教室をでて、家へ向かう。