長い長いトンネルを抜けた。
目は暗闇になれちゃってたから強すぎる光に包まれたとき、まるで別世界へ来たかのようか錯覚を覚えた。


「りんちゃん、着いたよ」

「ここが…」

「そう、ここが今日から僕たちが住む村

麦根だ」