(美亜side) ――昼休み 「そしたら忍がね、『夏凛だけだよ』っていってくれたの!!」 頭が……ガンガンする…… 「でね…って美亜聞いてる?」 「え?あ、聞いてるよ」 「ホント?大丈夫?」 親友の河田 夏凛-Kawata Karin-が心配そうな顔して私の顔をのぞき込んでくる。 「うん、大丈夫だよ」 「夏凛、いるー?」 教室のドアの方から夏凛を呼ぶ声が聞こえる。