ぽっちゃり姫とイケメン王子様


イケメン男子生徒、もとい千賀くんが席に着くと、なんだかこっちをみている。


「あのね、千賀くん。さっきはありがとう。御礼ちゃんと言えてなかった。」


勇気を出していった。でも最後の方はどんどん声小さくなっちゃった。しかも男子と喋ることもほぼないので、なんだか余計恥ずかしくなった。それに、こんな私が痴漢って、、、。それすらも恥ずかしい。


「別にいいって。んな顔すんなよ、馬鹿」


「あ、ごめんね。」

なんか今さら迷惑だったのかな。初めから素直にお礼くらい言えよって思うよね。
また俯いてしまった。


「愛理ー??どうしたの?大丈夫??千賀くんになんか言われたの?」

なっちゃんが駆けつけてくれた。私が男子と喋ることないから心配してくれたみたい。