ぽっちゃり姫とイケメン王子様


そんなこと考えてたら教室に着いた。


「愛理おはよー!」


「なっちゃんおはよー。朝から暑苦しい。」

なっちゃんは毎朝この巨体に抱きついて来る。


「愛理抱き心地いいんだもん!」


なっちゃんは綺麗な顔しててロングヘアで細くて、手足長くてモデルみたい。私の唯一の親友。デブな私のことも、「愛理のチャームポイントだよ、私は好きだよ?」って受け止めてくれる。


チャイムが鳴る前に席に着く。


私は窓側1番後ろ。私逞ましい背中のせいで、黒板見えないって言う苦情があり、この先になった。
この席自体は特等席だと思ってるし、クラスメートの迷惑になるわけにはいかないから。多少傷付くけど、自分の体型のせいだから。