ぽっちゃり姫とイケメン王子様


「きゃー!!愛理可愛い!!!!!」

なっちゃんが思いっきり抱きしめてくる。


「夏美どけ!俺ら見えねーじゃん。」


祐一くんがなっちゃんを剥がしてくれる。


「お、愛理可愛いじゃん、似合ってる。」

祐一くんが褒めてくれて少し安心。


「あ、千賀くんかっこいい!」

そこには黒のタンクトップに、まずはTシャツは大きくVの字に胸元が開いてて、中の黒のタンクトップがみえてた。袖も切りっぱなしで二の腕がみえてる。黒のズボンを履いてる。

「…。」

千賀くんは手で顔を抑えてそっぽを向いてしまった。あ、私変だったかな?


「きゃー姫可愛い!王子ノックダウンさせてるわ!さすが!」

クラスから野次が飛ぶ。

「…っうるせー!見るな!」

クラスの子達に怒鳴る千賀くん。最近こんなやりとりよく見るな。打ち解けて着たのかな?

「で、王子は愛理の衣装どーなの?似合う?可愛い?」

なっちゃんが後ろから私を抱きしめていう。


「可愛いし似合ってる。」

しぶしぶ小さな声でいう千賀くん。なんだか申し訳ない。

「あ、ありがとう」と笑ってみた。

「お前勘違いしてるだろ。俺は嘘いわねーからな。」

頭をそっとなでてくれる。私の考えなんてお見通しなんだね。