「お待たせー!」
片方の肩口は大胆に切り落とされて、お臍見えるくらい丈も切ってる。中に黒のタンクトップ着てて、セクシーでかっこいい。下は黒のスカート。
「なっちゃん素敵ー!」
「夏美似合うやん!」
私と祐一くんの声を聞いて、クラス中がなっちゃんに注目すると、なっちゃんはポージングを始めた。
「ありがとー!体育祭盛り上がってこ!」
ほんとにモデルみたいとぼーっとしていたら、木村さんに引っ張られて連れていかれた。
「川島さんは木下さんとタイプがほんと違うね!やりがいあるし楽しいわ!」
と言いながら大胆にTシャツの首元を切ってる。これ、私着れるのかな?
「そこの赤いスカート着てね!あと黒のタンクトップ着ておいて!」
というと猛スピードでミシンをガタガタしてる。
「よし、最後にこの黒のベルトつけて!完成!」
あっという間に完成した。
オフショルダー風のデザインになってて、袖口もバルーンぽくしてくれてて可愛い。
「ありがとう、こんな可愛い服、私で大丈夫かな?」
「は?何言ってんの姫でしょ。自覚持ちなよ。さ、行っておいで。」
木村さんに後押しされみんなのところへいく。