教室に戻ると、神田さんと木村さんが色々指示を出してる。
「今年のうちのクラスカラーは赤!とにかく派手に行くのよ!クラスTシャツは一人一人適当にアレンジしてー!切っていいから!」
私たち4人が戻ると、2人にガン見される。
「あなたたちの分は私たちがやるわ!さ、男子1人ずつ来なさい!」
神田さんが祐一くんを手招きする。
「文化祭の衣装は神田が女子だったから、体育祭の衣装は私が女子担当なの。よろしくね!まずは木下さん。」
千賀くんと2人取り残されて、なんだか不安になる。
「2人とも大丈夫かな?」
「いや、俺らも結局同じ運命じゃん。」
「そうだね。でも神田さんも木村さんもすごく頑張ってくれてるもんね!私も協力できることは頑張らなきゃ!」
「そう、協力してね!」
神田さんが祐一くんを連れて戻って来た。
「どう、愛理どう??」
赤のTシャツが大胆に切られてて、裸にベスト状態。黒く縁取りされて、ズボンも黒。
「か、かっこいいよ!祐一くんに似合ってる!」
そうこうしてると千賀くんが連れていかれた。
「だろー!夏美は?」