神田さんによる採寸が始まった。
「ね、千賀くん。あっち向いてて。」
千賀くんずっとこっち見てるんだもん。恥ずかしい。体の至る所採寸されてるんだよ?サイズ読み上げられないにしてもやっぱり恥ずかしい。
「なんで?別にいーじゃん。」
悪気なさそーにこっち見てる。
「川島さんスリーサイズ採寸されるのよ?アンダーバスト、トップバストも!!見られるの恥ずかしいに決まってるじゃない。王子、気を遣わなきゃ!!」
「…わりぃ。気が利かなかったな。」
神田さんの言葉に千賀くんが顔赤くしてる。
「神田さん、私やっぱりここじゃ恥ずかしい。」
今からバスト計りますって大々的に宣言されて採寸なんてできない。恥ずかしくて声が小さくなっていってしまう。
「こりゃ王子もイチコロなわけねー。そうだね、ごめんね。向こう行こうか。」
結局、準備室で採寸してもらっちゃった。
「神田さんありがとう。我儘いってごめんなさい。」
「そんな気にしないで!衣装楽しみにしててね!がんばるからー!」
神田さんは、球技大会より体育祭より文化祭に力を入れてるのがよくわかる。得意分野でとても力を発揮しててかっこいい。
私も運動苦手だから応援と文化祭がんばろう。
