「私達、衣装係やります。」
神田さんと、木村さんが名乗り出てくれて採寸タイムに。
「衣装楽しみにしててね、川島さんに似合うの作るから!」
微笑む神田さんは可愛かった。こういうの好きなんだなって感じる。いつもメイクも綺麗にしてて、髪もツヤツヤストレート。女子力の高さを思い知らされる。
「うん、楽しみにしてるね。」
もう楽しもう、せっかく衣装作ってもらえるんだから。
「神田、あんま露出度高いやつは無しだからな。」
千賀くんが机に頬杖ついてこっちを見ていた。
「王子、わかってるってー!姫のことは任せて!」
わたしを見て微笑む神田さん。え?姫?
「ひ、姫?!何言って!」
「だって王子は姫の前ではよく笑うってクラスじゃ有名だよ?」
「うっせー。ほっとけ。早く採寸しろよ。」
千賀くんが不機嫌になっちゃった。
確かに、私はクールな王子様ってよりは、よく笑う笑顔がステキな王子様って感じてる。
