ぽっちゃり姫とイケメン王子様


午後も授業は球技大会に向けて。
あとはその次に控えてる体育祭、文化祭について。

「とりあえず体育大会は一人一種目はかならず個人種目にでること。あとは総合優勝狙って好きに決めろ!」


山田先生、相変わらず熱いなあ。


「とりあえず勝ちに行くぞ。足速いやつと、運動神経いいやつはなん種目かでてもらうから。」

学級委員を中心に色んなところから声があがる。

だいたいは決まったらしい。


私何に出れば迷惑かけずに済むんだろう。


「川島は二人三脚とかどう?」

学級委員にすすめられた。


「それでお願いします。」

私に選ぶ権利ないし。みんなわたしと二人三脚なんてしたくないだろうけど。


「じゃ、俺も二人三脚でる。」



クラスが静まり返った




「王子にはさ、他にたくさんリレーとか出でもらいたいんだけど。」


「二人三脚ださせてくれるなら、俺リレーも走るよ。」


珍しくクラスメートに爽やかに笑いかける。


「え、王子が笑ったー!!!!!」

「破壊力強すぎる、イケメンすぎ!!」

女子から大歓声があがった。うわ、爽やかだけど、そんなに驚くことな?千賀くんよく笑う人だと思うんだけど。