「千賀くん、痛いのは腕だけ?足は大丈夫?」 「大丈夫だって。んな痛くねぇよ。」 保健室の先生いないや。 とりあえず、消毒して、薄いドレッシング材を貼っておいた。 こんなもんで大丈夫でしょう。 「もし痛みが続くなら骨とかも見てもらった方がいいかもしれないね。」 「ふっ。愛理、保健室の先生みたいだな。」 「あ、えらそうにごめんなさい。うち母が看護師で、こーゆーのちょっと慣れてて。」 家で応急処置の指導とか母にされている。まさか役立つ時がくるとは思わず。