ぽっちゃり姫とイケメン王子様


なーんてしみじみ思ってるとなっちゃんからの攻撃開始。


「で、愛理と千賀くんは?愛理男子と喋ること自体珍しいのに、一緒に登校してるんだもん。王子に弱み握られてるの?」


「違うよ!」

なっちゃん心配してくれてるんだ。ちゃんと話さなきゃ。


「私、昨日の朝ね、電車で痴漢にあったの。でね、その時に千賀くんが助けてくれて。千賀くん心配してくれて、一緒に登下校してくれたの。」


ぽつり、ぽつり喋るしかない。なっちゃんならともかく、こんなデブが痴漢なんて。自分でどうにかしろよって思うよね。


「愛理、ごめん。私ちゃんと気づいてあげられなかった。怖かったよね。千賀くんありがとう。」


なっちゃんに抱きしめられる。


「別に、俺が好きで誘ってるだけだから。それにほっとくとまた痴漢にあうだろ、愛理。」


「私もね、前から思ってたの。愛理可愛いのに鈍いし、体型のことコンプレックスみたいだけど、モチモチしてて柔らかいし、巨乳だし。痴漢され要素満載だった。」


「な、なっちゃん恥ずかしいから!」


「夏美も愛理をいじめすぎだ。困ってるだろ。」

祐一くんだけが味方だ。