ぽっちゃり姫とイケメン王子様


クラスメートが少しずつざわざわしたはじめた。


こんなんもわかんないのー?早くしてくれない?



小さな声でゆってるけど、私聞こえてるよ。



人前に出るのも苦手なのに。迷惑かけてどうしよう。


「先生、私」


その瞬間後ろから誰かにチョークを持った手を掴まれた。


「な、千賀くん???」

千賀くんは黙ってチョークを持ったわたしの手を握って、問題を解いていく。



「きやー!千賀くんかっこいい!王子様みたい。」

「やることまでイケメン!」


クラスの女子からも男子からも絶賛されていた。