ぽっちゃり姫とイケメン王子様


そういえば千賀くんに愛理って呼ばれた。なっちゃん達以外に呼ばれたことないかも。私はいつも引き立て役なだけで、友達としてみてもらえてなかった。
それに気づいてて、その立場を受け入れることしかできなかった弱い自分を思い出す。

そんなことを考えてぼーっとしてた。


「川島さん、前に来てこの問題解いてください。」


げ、よりによって数学で当たってしまった。千賀くんは寝てるのに!!!!

私、数学だけは本当にできない。



あの問題もわたしのレベルからすると無理。



黒板の前には来たものの、なにも書けず。刻々と時間は過ぎていく。