私は、今朝のことを思い出し、ため息をついて怜に話した。

「ふーん。そういうことがあったのか〜」

もー、怜ってば他人事だと思って〜

「そんなことって!!
私、すごく悩んでるのに!!」

怜ってば、私の苦労が分からないの!?


「だってさ、簡単な話じゃん。
いつも通り断ればいいんじゃない?」

確かにそうかも知れない…。

でも、そんな簡単に決めちゃだめな気がする…。

なんでだろう…。