「全く…私のどこがお姫様なのよ…」 ぶつぶつと1人で文句を言っていると、 私の前を歩いている俊が立ち止まり、こちらを向いた。 そしてこちらへ近づく。 な、なに…? いきなり。 俊は私の顔を上に向かせた。 「この大きな目。白い肌。赤い唇… 逆にどこがお姫様じゃないの?」 ボっと顔が熱くなる。 「ふ…ぇ?」 顔が近くて俊を直視できない。 目を泳がせることしかできない私。