私限定の甘さ


「なにするの?」


不思議に思ってそう聞くと、ニコリと笑う怜。


「メイクと髪いじる。
大丈夫、私、こういうの得意だから」


「メイク!?
私、メイクしたことない…」


「大丈夫、私に任せて、」


「でも…」


「はいはい、動かないで」


そう言われ顔を抑えられる。

もうメイクをし始めたみたいで、私は目を瞑る。

少しの不安と期待で胸がドキドキする。


10分後。

ようやく怜の動きが止まった。


「はい、終わり。
目、開けていいよ」

そう言われ、目をゆっくり開ける。