「あれー？怜また顔赤いよ？」
怜のほっぺをつつく西野。
「怜が顔赤くなるなんてレアだからね〜」
「うっさい」
ギロっと西野を睨んでいる怜。
また、西野にからかわれてる…。
いつもと立場が逆だからなんだか見てると面白い。
だから、俺も怜をからかうことにした。
「怜は俺の前だと顔が赤くなるんだよ？西野」
俺はくすくす笑いながらそう言った。
「へー！怜ってば乙女だね〜」
ニヤニヤと笑う西野。
「光まで…あんたら…いい加減にしてよ…」
ふっ。怒ってるけど顔が赤いよ？
本当にツンデレだな。
まっ、そういうところが好きなんだけど。
